2012年04月18日

EGNISH(イグニッシュ)

仙台を拠点に活動を続けるロックバンド「EGNISH」。

私の知り合いでもあるんですが、フツーに大好きなBANDでもあります。


2012.3.11にリリースされた新境地のNEW ALBUM「The World」。

英語歌詞が主体だった過去の代表曲を全て日本語歌詞にリアレンジし、更にはピアノ&キーボートを新メンバーに加えたという事で、正直聴くまではぶっちゃけ・・・「それってどうなのかな?」って思いました。

しかし、

そんな私のくだらない思いを一切吹き飛ばす、彼らのベスト・アルバムと言っても過言ではない内容でした!

ゴメン!ww

最近のヘビーローテーションCDになっちゃった! ww


EGNISH「Peace Maker」

歌詞の一つ一つが突き刺さりますよ。






-以下、OFFICIAL WEB SITEより抜粋の文章です。



苦しみや悲しみに、身近な所から手を差し伸べていく一人。
その一人が世界中にいるならば、その一つの優しさは
いずれ大きな輪となって平和な世界がくる。

大切な事は、手を差し伸べる、その行動や気持ちを持つ事。

東日本大震災が起きた、その時に、
何億円も寄付はできなかった僕ら。
音楽で皆を元気にするほどの、知名度もなかった僕ら。
それでも、僕らは何かがしたかった。

悲しみ、涙する人々を、寒さに凍える避難所の人を。
津波で行方不明になった家族の遺体が見つかったと、
会えて良かったと、泣きながら喜んで電話をかけてきた友人を。

話を聞いて、涙を拭ってあげたかった。
凍える体を抱きしめてあげたかった。
津波から救ってあげたかった。

交通の麻痺、自分の力量の無さ、
起こってしまった事実。
いくらでも、自分だって被災者なんだからと、
逃げ道に隠れることは出来た。

それでも、連日のTVに映る、権力争いや、責任の押し付け合い。
大人達がついた嘘。被害状況ばかりのお涙ちょうだいの報道に、
感覚が麻痺してしまうその前に、僕らは何かがしたかった。

何が出来るんだろう?って考えた。
名もなき僕らに何が出来るんだろうと必死で考えた。

音楽で人を元気にすることは出来ない。
だけれど、「音楽」という封筒に
「気持ち」という名の手紙を書いて伝えたいと思った。

夜が、本当に暗かったあの時、
光輝く星達が、空を見上げることを教えてくれた。

あの暗闇が、
人々の愛や、優しさや、思いやりに気づかせてくれた。

静かな夜を超え、街のざわめきが全くない朝、
とても美しい朝日を見た。

この風景を歌にしたいと思った。

苦しみや悲しみを伝えたいんじゃなくて、
必ず、どんな時でも、明日が訪れるということを伝えたくなった。
その明日を馳せる希望を歌いたくなった。

今を生き抜いた人々へ
これからの未来を造る子供たちへ
その子供たちに愛を伝える親たちへ
そして、未来の自分達へ
暗闇を去っても、もう二度と、見失わないように。

僕らは、今はもう戻れない自分の住み慣れた街で、
あの人が過ごした姿を知らない。
僕らは、罵声を浴びたあの政治家の、
家族だけに見せる、穏やかな笑顔を知らない。
僕らは、戦争で親を亡くし、遠い異国の地で泣きじゃくっていた、
あの子の名前を知らない。

僕らに世界を変える力はないけれど、
世界を変える一員になると心に決めた。

平和な世界や、愛に溢れた世界を作る、その希望の一つになると決めた。
その希望を、信じ、伝えていくことが、出来るから。
みんな一人一人のそれぞれの希望の形を、僕らは信じ、
伝えていきたいから。

長い歳月の中で、忘れさられてしまいそうになるかもしれない。
そんな時、僕らからの手紙が、みんなの希望となるように。

そんな思いを込めて作ったアルバム。

EGNISH
佐々木 一史(Ba&Vo)
渡邊 繁和(Gu&Vo)
佐藤 雅彦(Gu&Cho)
渡邊 公夫(Dr&Cho)
鈴木 志穂(Key&Cho)






EGNISH・・・

是非是非聴いてみて下さい。  

Posted by 高野@NDS at 10:46Comments(0)MUSIC