2014年10月11日
ほん怖
その昔、私が体験した本当にあった怖い話です。
注:心臓の弱い方はこの先を読むのは控えてください。
その当時、私は2Kのアパートに一人暮らしをしていました。
居間・寝室・キッチンという間取りでした。
その日は夜一人、居間でテレビを観ていました。
すると、
キッチンの先にある玄関の方から何やら音がする事に気付きました。
最初は「外からの音かな?」ぐらいで大して気にしていなかったのですが、
その音は徐々に大きくなっていきました。
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
テレビの音をミュートして息を潜めました。
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
ひ、人が居る?
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
コ、コレは・・・
完全に家の中からする音だ!!!
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
・・・っつーか、
人の吐息や!!!!!!
ヤ、ヤバい!!!
人生初霊的なやつや!!!!!!
「ゴクリ・・・(←息をのむ音)」
・・・正直、血の気が引きました。
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
その音は止む気配が無いどころかだんだん息遣いが荒くなっています。
私の動きはもはや完全にフリーズしていました。
・・・
・・・
・・・
勇気を出して・・・
とりあえず咳払いをしてみました(←強めにww)
「ウォッホン!!!(>3<)」
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
・・・
・・・
・・・
か、完全に・・・い、家の中に・・・だ、誰かいるがな!!!!!!Σ(°д°lll)
いよいよ私は意を決しました。
片手に棒的なものを持ち、暗がりのキッチンへ向かいます。
「ゴクリ・・・(←二回目の息をのむ音)」
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
・・・
・・・
・・・
ク、クソ・・・
コレがオレの最期かもしれん・・・
これから先まだまだやりたい事があったな・・・
でも・・・
このままヤラれてしまうならコッチからヤッてやるぜ・・・
覚悟はイイか、オレ・・・
い、行くぞ!
次ぎの瞬間、本日二度目の意を決した私は居間の扉(押し戸)を開け、腹からありったけの声を出し、片手にしている棒的なものを振りかざしました。
「うぉぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
・・・
・・・
・・・
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
真っ暗なキッチンでは、
私が予約していた炊飯ジャーがお米を炊いていました。
fin.
※画像はイメージです。てへぺろ(古)
注:心臓の弱い方はこの先を読むのは控えてください。
その当時、私は2Kのアパートに一人暮らしをしていました。
居間・寝室・キッチンという間取りでした。
その日は夜一人、居間でテレビを観ていました。
すると、
キッチンの先にある玄関の方から何やら音がする事に気付きました。
最初は「外からの音かな?」ぐらいで大して気にしていなかったのですが、
その音は徐々に大きくなっていきました。
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
テレビの音をミュートして息を潜めました。
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
ひ、人が居る?
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
コ、コレは・・・
完全に家の中からする音だ!!!
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
・・・っつーか、
人の吐息や!!!!!!
ヤ、ヤバい!!!
人生初霊的なやつや!!!!!!
「ゴクリ・・・(←息をのむ音)」
・・・正直、血の気が引きました。
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
その音は止む気配が無いどころかだんだん息遣いが荒くなっています。
私の動きはもはや完全にフリーズしていました。
・・・
・・・
・・・
勇気を出して・・・
とりあえず咳払いをしてみました(←強めにww)
「ウォッホン!!!(>3<)」
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
・・・
・・・
・・・
か、完全に・・・い、家の中に・・・だ、誰かいるがな!!!!!!Σ(°д°lll)
いよいよ私は意を決しました。
片手に棒的なものを持ち、暗がりのキッチンへ向かいます。
「ゴクリ・・・(←二回目の息をのむ音)」
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
・・・
・・・
・・・
ク、クソ・・・
コレがオレの最期かもしれん・・・
これから先まだまだやりたい事があったな・・・
でも・・・
このままヤラれてしまうならコッチからヤッてやるぜ・・・
覚悟はイイか、オレ・・・
い、行くぞ!
次ぎの瞬間、本日二度目の意を決した私は居間の扉(押し戸)を開け、腹からありったけの声を出し、片手にしている棒的なものを振りかざしました。
「うぉぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
・・・
・・・
・・・
「フー・・・フー・・・シュー・・・・・・フー・・・フー・・・シュー・・・」
真っ暗なキッチンでは、
私が予約していた炊飯ジャーがお米を炊いていました。
fin.
※画像はイメージです。てへぺろ(古)