2011年10月26日

PUNK SKA UNITY

お知らせです。

Twitterでは、先走ってご報告させていただいておりましたが・・・

この度、中条自動車学校にてPUNK SKA UNITY「DECISION」の取扱が決定致しました!!!

PUNK SKA UNITY OFFICIAL WEB SITE




PUNK SKA UNITY 「DECISION」PV

こんな素敵過ぎる震災復興支援に微力ながらご協力させていただけるなんて光栄でしかありません!

入荷日等は追ってアナウンス致します!

UNITY!



以下、PUNK SKA UNITY主催のKenzi Masubuchi氏(SCAFULL KING/FRONTIER BACKYARD/MASTER LOW/guitar)からの感銘しかないメッセージです(※PUNK SKA UNITY OFFICIAL WEB SITEより抜粋)。

ー「DECISION」発売にあたってー2011/8/18

2011年、3月11日。東日本大震災発生。

僕はその時、大阪でFRONTIER BACKYARDのライブリハーサル中でした。

体感した事のない長い揺れが続き、リハーサルをストップしましたが、情報網が麻痺していて、

日本がどういう事態に陥っているのか把握できませんでした。

当日夜から翌朝にかけて、次第に事態の重大さが伝わってきて、帰京する車の中で、「東京はどうなっているんだろう?家族は?友達は?実家の栃木は?」大きな不安と「これはフィクションではないのか?」という現実逃避がアタマを錯綜しました。

しかし、現実の被害の大きさが明らかになるにはもっと時間がかかりました。

FRONTIER BACKYARDは3/11の前後、アルバムのレコーディング中で、中断も考えましたが、出来ることをやろう。とメンバーの考えが一致し、続行しました。

レコーディングが終了し、今の自分に出来る事はなんだ?

答えは人を集め、曲を作り、リリースする。というシンプルなものでした。

なんでも良いと思うんです。

3/11を目の当たりにして何も感じない人間はいないし、大部分の人が「なにかしたい」はずだと思うんです。

それが、「コンビニでおつりを募金する」でも、「現地に行って写真を洗う」でも「想う」でも「忘れない」でも。

人は出来る事しか出来ないので、出来る事をやればいいんだと思います。強制するものでもされるものでもなく。

友達のレイ・マストロジョバンニと話し合い、お互いが育ってきた日本とアメリカのPUNK/SKAシーンのミュージシャンに声をかけ、結果、総勢40人ものミュージシャン、レコーディングエンジニア、フォトグラファー、デザイナーたちが集まってくれて、この「DECISION」という曲をパッケージすることが出来ました。

効率は悪いかもしれませんが、これは僕たちが出来ることの一つです。

全ての参加者がノーギャランティーで協力してくれ、バッジも手作りで、盤、JKT封入作業も自分たちで行うDIYスタイルなので、制作費をかなり抑えられました。

販売方法は、SCAFULL KINGとLOW IQ 01&MASTER LOWで参加させて頂く「AIR JAM 2011」の公式通販サイトで9/1先行発売、Amazonで9/7発売、販売終了は共に10/18です。

AIR JAM2011も販売を快諾、ノーギャランティーで協力していただけることになりました。

その収益の全てを、SPC主催の「宮古、大船渡ライブハウス大作戦」に寄付し、彼らのプロジェクトをバックアップします。

SPCとは、Hi-Standard,BRAHMANなどを長年担当しているPAチームで、僕も旧知の仲であり、人間的にとても尊敬できる人たちです。

彼らは被災地の岩手県宮古市、大船渡市の2区間にライブハウスを建て、仙台ー大船渡ー宮古ー盛岡の3陸ルートを作り、ライブが激減してしまった現地へバンドがツアーしやすくする。その実現に向け、日々行動しています。

賛同者に持ち寄って頂いた楽器、PA機材で立ち上げ予定のDIYスタイルのライブハウスです。

震災後、思い出深いライブハウスが閉店せざるをえなくなったり、フロアにヒビが入り余震にそなえ何時でも中止、避難できる体制をとりながら営業するライブハウスで演奏する機会もありました。

「家が流されて親戚の家にいるんです」「原発@@キロ圏内から来ました」など、リアルな声も聞けました。

それは想像できないくらい大変な生活だと思いますが、その子たちは、きまってライブ中、笑顔です。

音楽には、ひとを元気にする力があるんだなあ。と実感できました。

「楽しかったです!また来てくださいね!」なんて言われたら「うん、行くよ!」嬉しくて即答しちゃいますよね。

バンドは、ライブをやってこそバンドなので、ライブハウスはバンドのカラダみたいなものだなあと。

ミュージシャンが集まって作った「DECISION」が、音楽ファンの協力を得て、音楽を鳴らすライブハウスの一部になる。そこに人が集まる。こんなに素晴らしいことはありません。

これが、「DECISION」をリリースする目的です。

もう一つの大きな目的は、被災地のPUNK/SKAファンがこの曲を聞いて、一つでも笑顔が増えればいいな。です。

以上、よろしくお願いします!K  

Posted by 高野@NDS at 22:34Comments(0)CHARITY